スーパーマンと呼ばれていたシステムエンジニアの先輩から教わったこと

スーパーマンと呼ばれていたシステムエンジニアの先輩から教わったこと 自己啓発

私は10年以上システムエンジニアとして働いています。

転職も経験したことがありますが、仕事内容は一貫していて、

  1. 営業と同行してユーザが実現したいことをヒアリング
  2. 概算見積
  3. 受注後、要件定義、正式見積
  4. 基本、詳細設計
  5. コーディング(外注さんに依頼する場合はコントロール)
  6. 評価
  7. 現地導入
  8. サポート

といった感じです。

そんな生活を送ってきたのですが、若いころに、スーパーマンと呼ばれるほど仕事ができる人と同部署になったことがあります。

今回はそのときにスーパーマン(システムエンジニアの先輩)から教わったことを書こうと思います。

スーパーマンとの出会い

私が仕事を始めて2、3年の若手社員であったとき、スーパーマンと同部署になりました。

当時の私は誰よりも仕事ができるようになりたいと必死であったため、スーパーマンにも負けられないという思いでした。

しかしあまりのレベルの差に圧倒されてしまいました。

スーパーマンのここがすごい

その1.パソコンの操作が速すぎて何をやっているのかわからない

冗談みたいですが本当にパソコンの操作が速かったです。

フォルダからファイルを選択してコピーし、ウィンドウを切り替え貼り付け、コンパイラを立ち上げ実行し、エラーがあればすぐソースコードに飛んで対象の箇所までジャンプして特定、すぐに修正してしまう。

といった感じで、ショートカットキーを使いこなしていて、かつ、速くて正確。隣で見ていて何をコピーしてどこに貼り付けたのか分からなかったことには驚きました。

なぜそこまで操作が速いのか聞いたところ、「単純に忙しすぎて時間がないため急いで対応していく中で速くなった」、「客前でPC操作をしなければならないことがあり、操作の内容をあまり見られたくないため速くなった」と教えてもらいました。

きっと、すごく努力されたんだろうと察しました。

その2.間違えない

例えばEXCELで同じような入力を何度も繰り返さなければならないときに、入力漏れがあったり、入力間違いがあったりしてしまうことはあると思います。

しかし、スーパーマンは間違えないのです。

なぜミスが少ないのか聞いたところ、答えはシンプルで、同じような作業を繰り返さなければならないときには、毎回順番通りに入力をする、というコツでした。

以下のセルでイメージすると、

会社名 電話番号 FAX番号
会社名 電話番号 FAX番号
会社名 電話番号 FAX番号

最初は、会社名、電話番号、FAX番号の順に入力を進めるのですが、そのうち慣れてきて、会社名を何個か入力してから、次に電話番号を上から入力する、など順番がめちゃくちゃになることがあります。

そうなると、ミスにつながってしまうのです。

必ず毎回順番通りに入力をすればミスが減る、ということを教わりました。

その3.睡眠不足でもパフォーマンスが落ちない

スーパーマンは、いつも目の下にクマを作っているほど働いていましたが、仕事のパフォーマンスが全然落ちませんでした。

これはもうコツとかではなく、真似できないところで、スーパーマンと言われるが所以はここにあるのだと思いました。

まとめ

スーパーマンと呼ばれるほど仕事ができる先輩から教わったことは

  • ショートカットキーを覚えて仕事を素早くこなすこと
  • 繰り返し作業は、毎回順番通りに行うことでミスを防ぐこと

そして最後にもう一つ、

  • 顧客からあなた(私)に次も仕事を頼みたいな、と言われるのではなく、あなたの会社に次も頼みたいなと言ってもらえるように仕事をできるようになること

これが非常に重要だと教えてもらいました。

自分が顧客に認めてもらえれば良いと考えてしまっていたので、この言葉には、ハッとさせられました。

この教えはシステムエンジニアに限らず、どんな職種でも大事なことだと思います。

これからも忘れないように、ここに書き留めました。

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